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12.11.08 党市議団が予算要望 松井市長「市民の安心のため活力のある広島市を」 日本共産党市会議員団は、2013年度の広島市予算編成にあたって105項目の要望書を 松井一實市長に提出しました。(要望書全文 PDF 406KB) 懇談のなかで、この間、課題になっている「核兵器の非合法化する努力の強化」を促す共 同声明、高速五号線問題、広大跡地の活用問題などについて意見を交わしました。 10月22日に国連総会で34か国が「核兵器を非合法化する努力の強化を促す共同声明」 に、日本政府が署名を拒否したことについて、市議団が被爆地ヒロシマ市長として、「被爆国として核兵器廃絶のイニシアチブをとるべき」「今からでも共同声明に参加すべき」と国に強く物申すべきだとし、市長の考えを聞きました。市長は、外務大臣に出している「共同声明の署名を見合わせた理由」に対する国の回答を待って、被爆地ヒロシマとしての意思を国に伝える意向であるとしました。 高速五号線問題については、先日開かれた「市長と関係住民との対話の会」で、参加できなかった中山地域の住民から預かった手紙を市長に手渡し、事業の是非の考え方について懇談しました。市長は、高速一号線での地盤沈下が高速五号線建設に反対する大きな要因だとの認識を示し、高速五号線建設の是非を判断するにあたっては、安全性と事業費の規模、その採算性の面から十分な検討が必要だと考えているとの思いが語られました。 広大跡地の活用については、地元町内会、商店会から東千田公園を現在の緑地として残してほしいとの声があることを伝え、旧理学部一号館の保存・活用について意見交換しました。市長は、理学部一号館はなくせばいいという意見を持つ市民もあるとし、「様々な意見を聞いて調和できるようにしたい」としながら「知の拠点」としての整備は進めたいとしました。 市議団は、限られた財政のなかで、急ぐべきは保育園の耐震化だと強調。市長は、「何を優先にするかで意見に違いがある」とし、市民の安心のためには活力のある広島市をつくりたいとしました。 [写真] 松井市長(右)に要望書を提出する(左から)近松、村上、中原の3議員=8日、広島市役所 |
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