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12.06.04 子ども医療費補助の拡充、保育園の耐震診断、ユースホステル早期開館を 日本共産党広島市議団は5月31日、松井一實広島市長に「子ども医療費補助の拡充」「保育園の耐震化」「広島ユースホステルの早期開館」を求める要請書を提出し、懇談しました。懇談には各担当の課長3名が同席しました。 全国的に「子ども医療費補助」の対象年齢が広がるなか、政令市でも既に、さいたま、静岡、浜松、名古屋、堺の5市が入院・通院とも中学校卒業まで対象としています。しかし、広島市は、入院・通院とも就学前(発達障害の子は小学2年)までを対象としたまま拡充が進まず、今や政令市の中で最下位です。 また、安心して子どもを預けられるよう保育園の耐震化を進めていくことも大切ですが、広島市の公立園は耐震診断すら実施率5%と、ほとんど進んでいません。 懇談で中原ひろみ団長は、「他都市から引っ越してこられたお母さんが、子どもの医療費が高いと驚かれた。平和都市として、安心して子育てできる広島にしたいという思いは市長も同じと思う。ぜひ、拡充をしていただきたい」と要請しました。 子ども医療費補助について松井市長は、「政権交代もあり、自助・共助・公助の順序がどうなっていくのかわからないが、国の動向を見て、市がとるべき公的な役割をしっかり果たしていきたい」と述べるにとどまりました。 また、保育園の耐震化については、「理屈抜きにやらないといけないと思うが、限られた予算の中で学校の耐震化を優先して進めている」と述べ、来年度以降に取り組む考えを示唆しました。 ユースホステルについては、「平和学習をしてきた意義は大きい。格安ホテルとの競合もあるが、今後どういう役割を託し、どう運営していくのか、1年かけて議論したい」との考えを示しました。 松井市長(右端)と懇談する(左から)近松さと子、村上あつ子、中原ひろみの3議員=5月31日、広島市役所 要請書(全文)と添付資料 子ども医療費補助拡充と保育園耐震化を求める要請書(PDF 54KB) 広島ユースホステルの速やかな開館を求める要請書(PDF 57KB) 政令市の子ども医療費補助状況(PDF 32KB) 政令市の保育園の耐震化状況(PDF 2.2MB) |
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