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11.11.18 「黒い雨」調査資料の全面公開を ― 放影研と市に申し入れ 広島と長崎の原爆で約1万3千人が「黒い雨」に遭ったと回答した調査資料を、放射線影響研究所(放影研、広島市南区)が保管していることが判明した問題で、日本共産党広島県委員会と広島市議団は16日、放影研に調査資料の全面公開と行政への提供を求めて申し入れました。 また同日、それに先立ち、広島市としても放影研にデータの提供を求めるよう松井一實市長あての申し入れ書を原爆被害対策部長に手渡しました。 (放影研への申し入れ書 PDF 33KB / 広島市長への申し入れ書 PDF 28KB) 放影研での申し入れには寺本隆信常務執行理事が対応し、同氏は「隠してきたことはないので誤解のないようにしてほしい」と説明しました。 村上昭二県委員長は、「このデータをもとにした報告書では、『黒い雨を浴びたことで被爆後の急性症状が高率で認められた』としており、これまで国がとってきた『黒い雨による人体影響はない』とする立場を覆す貴重なデータといえる」と質問。 寺本氏は「来週にも記者会見をしようと検討しているので、詳細はその機会に譲りたい」と答えました。 〔写真〕 市原爆被害対策部長(右)に市長あての申し入れ書を提出する(左から)中原ひろみ市議、近松さと子市議ら=16日、広島市役所 |
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