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08.06.19 公共工事で相次ぐ地盤沈下 党市議団 3省に対策申し入れ 広島市内の高速道路建設や河川護岸工事で相次ぐ地盤沈下問題をめぐり、日本共産党広島市議団の村上あつ子、中原ひろみ両議員は17日、上京して国土交通、農林水産、環境の3省を訪れ対策をとるよう申し入れるとともに、この問題についての3省の考えを聞きとり、調査しました。仁比聡平参院議員、中林よし子元衆院議員、辻つねお県議、日本地質学会会員の越智秀二氏らが同席しました。 東区の高速5号二葉山トンネル建設計画については、土石流災害を引き起こす恐れがあるとして、中止するよう3省に要請しました。 国交省に対し、南区の猿候川高潮対策護岸工事に伴う地盤沈下については、「公共工事に起因する地盤変動の損害に係る事務処理要領」に基づいて被害住民の補償をするよう求めました。 二葉山トンネル建設計画では「高速1号福木トンネル建設に伴う大規模な地盤沈下被害のメカニズムが未解明のまま、二葉山トンネルを掘れば、地下水低下で急傾斜地崩落など人命を奪いかねない」と指摘。国の無利子貸付の凍結や大臣許可の再検討を要請。国交省道路局有料道路課の担当係長は「5号でも1号と同様の工事をすれば不安が高まるのは当然。しっかり指導していきたい」と回答しました。 また、農水省には、二葉山国有林の防災上の現状調査を、環境省にはシリブカガシ群落の保存を求めました。 (しんぶん赤旗 2008年6月19日より) |
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