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07.11.27 「公立保育園の廃止はやめて！」　保護者・保育士が約８万筆の署名提出 　広島市が打ち出している公立保育園の「民間移管」方針に反対する公立保育園保護者会連絡会と、豊かな保育をすすめる会は27日、市議会議長あてに79,924人分の署名を添えた要望書を提出しました。保護者や保育士など両会のメンバー13人が市議会を訪れ、議会事務局に手渡しました。 　提出したのは「安心して子どもを産み育てられるような広島市の保育行政の充実を求める要請書」で、公立保育園を廃止しないことや保育予算の増額、保育料の保護者負担の軽減、認可外保育施設への助成など8項目を要望しています。 　メンバーは「市は予算がないというが、高速道路など大型事業には多くの予算がついている。次代を担う子どもたちのための予算を増やすことは、将来を支える先行投資になる」と訴えました。 　市は同日、民間移管方針も含めた今後の保育行政について議論する「あり方検討委員会」の第1回めの会合を開催しましたが、同委員会には保護者代表の委員が公立と私立から1人ずつしか入っていません。 　これについてメンバーからは「保護者や市民が求めているものに、市は向き合っていないのでは。民営化についてどういう議論をしているのか保護者に一切説明がない」との意見がでました。

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