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2006年3月28日 本会議 皆川けいし議員の市長選での電子投票を廃止する議案についての討論 利用者の多くが導入賛成 投票率もアップ 電子投票廃止の理由ない 議員提案第9号議案について、会派を代表して反対の討論をおこないます。 電子投票の導入について日本共産党は、これが障害者やお年寄りにも便利な投票方法であり、投票時間の短縮や人件費の節減にも効果があるという立場から基本的に賛成しましたが、一方で、自分の一票が確実に集計されたかどうかを今までのように多くの目で確認することができなくなり、機械を信用せよというだけでは不安が残るという意見もあり、国民の基本的権利の行使に不安が残ることがあってはいけないという立場から、しっかり検証することを条件に付しました。 その後、安芸区でのモデル実施の検証結果が発表されましたが、参加した有権者へのアンケートでは約9割が導入に賛成するなど概ね有権者の不安は払拭されつつあります。 また、投票率も安芸区が唯一前回を上回り、市民の政治参加を広げるうえで一定の効果もあげています。 従って、安芸区で引き続きモデル実施をするのであれば、電子投票の効果と問題点をさらにしっかり検証し、全市的に広げていくかどうか、財政面も含めて引き続き検討してゆくべきだと考えます。 条例廃止の提案については、前回導入した電子投票に重大な問題があったのならともかく、そうでない以上、あえて廃止しなければならない根拠がありません。従って、この提案には反対です。 上にもどる |
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