サイト内検索
サイト内検索
反対
意見書案第17号臓器移植に関わる不正な臓器取引移植ツーリズム等を防止するための法整備等を求める意見書案
(中森辰一)
お疲れ様です。上程された意見書案第17号について、日本共産党市議団を代表いたしまして討論を行います。
意見書案第17号の趣旨は、違法な臓器移植ツーリズムを防止するための法整備を求めるものであります。
意見書案にあるイスタンブール宣言2008が指摘する不正な臓器移植等の禁止については、既にそれまでの臓器移植法で定められており、2009年の臓器移植法改正ではさらに、臓器移植の国内自給のための法整備として、
1.脳死を死とする
2.対象を子どもに広げる、などの考え方が導入をされました。
この点で必要な法整備がなされているものと考えます。
今必要なことは、法の趣旨を踏まえた移植ツーリズムの監視や、ドナーを増やしていくことを目指して、ドナーとなることへの理解を広げ、不安を取り除く機運を高めることではないかと考えます。
イスタンブール宣言2008の趣旨を踏まえた法整備は既に行われており、今の法律を生かした取り組みを推進することであり、新たな法整備が必要とは考えられないため、本意見書には賛成できません。
以上で討論を終わります。
掲載カテゴリー