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2024年4月17日、中原ひろみ議員、中森辰一議員、中村たかえ議員は岐阜市立中央図書館を市民団体のみなさんと視察しました。
子どもファーストの考え方が目を引いた岐阜市立中央図書館
図書館の内部は見たことのない独特の空間です。年間利用者120万人以上の目標とともに図書館の運営を託された館長の吉成氏の説明では、①子どもファースト、②中心市街地の活性化、③シビックプライドをキーワードに、図書館は屋根のついた公園であるとし、だれでも(子どもも)来られる図書館としたとのことです。
広いワンフロアで絵本などから大人の本までゾーンに分けて配置していて、こどもが騒いでも職員が制止することはなく、親が子どもをしつける場にもしているというのは印象的でした。静かな場所がいい人には、ガラスで仕切ったサイレントルームを用意するという考え方は独特です。
吉成氏自身が読み聞かせを行うなど子どもへのアプローチを重視していることは大事で、学校図書館の司書の研修も行い、学校司書への支援を重視しているとのことでした。
こうしたことを含めて建物のデザインだけではない独自の取り組みで年間利用者120万人以上を達成しているそうです。広島での図書館のあり方を考えるうえで大事なことを経験しました。