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市議団は21日、広島市議会山田春男議長に、昨年7月の参議院選挙区で河井克行・案里夫妻による買収疑惑に関わった市議会議員に対し、政治家としての最低限の責任として、有権者に説明するよう求める申し入れをしました。
広島市議会議長 山田 春男 様
日本共産党広島市会議員団
参議院広島選挙区での河井克行・案里夫妻による買収疑惑に関わった議員と会派に有権者への説明を求めることについて
2019年7月の参議院広島選挙区において、自民党の河井克行前法相と案里参議院議員の秘書が、公職選挙法違反(買収)容疑で起訴された。
この事件を巡る広島地検の捜査の中で、自民党の広島県議と広島市議5人が河井夫妻から1人10万円~50万円の現金を受け取っていたことがわかったとの報道がなされている。
現金を受け取った県議・市議は「当選祝い」の名目だったとしているが、既に、自民党本部から河井候補側に1億5,000万円もの選挙資金が渡っていたことが明らかになっているなか、参議院選挙での票の取りまとめを頼む趣旨があったとみなされれば、公職選挙法が禁じる買収にあたる行為であり、市議会としても見過ごすことはできないものと考える。
今回の事件は有権者の政治への信頼を損ねる大問題であり、市議会としても有権者に真相を明らかにすることが求められている。
ついては、現金を受け取った議員に対し、事実関係を有権者に明らかにすることで、政治家としての最低限の責任を果たすよう市議会として求めていただくよう要請する。
以上