日本共産党広島県委員会が
「広島市長選挙にのぞむ態度」を表明


 日本共産党広島県委員会は1月7日、「平和・くらし・緑をまもる革新市政をつくる会」と合同で記者会見をおこない、2月2日投票の広島市長選挙に対する日本共産党の態度を表明しました。

 記者会見には、日本共産党広島県委員会から村上昭二副委員長、広島市議団から皆川けいし団長と中森辰一幹事長、「つくる会」から内谷富雄事務局長がのぞみました。

 日本共産党広島県委員会が表明した内容は
次の通りです。



広島市長選挙にのぞむ日本共産党の態度

                      2003年1月7日 日本共産党広島県委員会

 2月2日投票で広島市長選挙がおこなわれます。
 日本共産党は4年前の選挙で、「平和・くらし・緑をまもる革新市政をつくる会」とともに候補者をたててたたかいました。秋葉市政誕生後は、よい面は評価し、問題点は正すという是々非々の立場で取り組んできました。
 その結果、秋葉市政はいくつかの問題点を残しつつも、平岡市政と比べて、税金の使い方、くらし・福祉・教育の充実、非核・平和、情報公開、市民との対話などの分野で前進がありました。平岡市政の「負の遺産」である大型開発のムダについても、12月議会で日本共産党の質問に「見直し」を表明しました。立候補表明の記者会見では、公共事業見直しの委員会の設置、少人数学級、乳幼児医療の就学前までの無料化、全国に誇れる福祉施策の実施、18歳以上の住民投票条例の制定など私たちとほぼ一致できる政策を公約として掲げました。
 全国的には、長野県や徳島県、熊本市、兵庫県尼崎市などで大型開発を見直し、福祉や教育の充実を掲げた候補者が当選して「住民が主人公」の新しい地方政治の流れが広がりをみせています。いずれも日本共産党が無党派の人々と共同して推薦、支持、応援した無党派の候補者が勝利しました。
 市長選挙には、自民党政治の持ち込みをねらう勢力が立候補を表明しています。市民に冷たい市政への逆戻りは許せません。秋葉市長が政党の推薦・支持を受けない態度をとっていることを考慮して、日本共産党は次のような態度で選挙にのぞみ、「市民が主人公」の市政実現をめざすことにしました。市民のみなさんのご理解とご協力をお願いします。

@市民に冷たい自民党政治の持ちこみを許さない。
A秋葉市政の問題点は正し、よい面を発展させる。
B独自の候補者は立てない。


                                               以上

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