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09.08.03
二葉山が豪雨で崩落 「トンネル計画は危険」現地調査で専門家が改めて指摘

 日本共産党の村上あつ子市議と日本地質学会会員の越智秀二氏は7月30日、24日夜から25日にかけての豪雨で広島市東区の二葉山が土砂崩れを起こした現場を調査しました。
 調査には「二葉山トンネル」を考える市民連絡協議会(和井省三代表)のメンバーらが同行しました。

 現場は牛田東1丁目で、崩れた土砂が道路に10メートルほど流れ込みました。
 越智氏らは現場の上方の山を登って調査。越智氏は「豪雨時の水たまりの重さに耐えられなくなって地盤が崩れたようだ。二葉山にトンネル(広島高速5号線)を掘ってしまうと地下水が下がって地盤がもろくなる。そこに雨が降ると一気に地盤がゆるんで崩落する危険がある」と語りました。

 現場近くのマンション住民は「トンネルを掘る予算があるなら、防災にまわしてほしい」と話していました。


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