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08.10.29 検討委は原則公開　広島高速５号線・二葉山トンネル　知事が意向 　広島県と広島市が共同出資した広島高速道路公社がすすめる広島市東区の二葉山トンネル建設計画をめぐって、藤田雄山県知事は27日、建設に伴う土砂災害などの危険を検討する委員会に住民が推薦する専門家を参画させ、原則公開とする意向を明らかにしました。 　計画の中止を求める「二葉山トンネル」を考える市民連絡協議会（和井省三代表）が先月22日に、牛田東4丁目町内会（澤田良平会長）など4つの住民団体が同19日に、それぞれ藤田知事あてに公開質問状を提出したことに文書で回答したもの。 　広島市の秋葉忠利市長が7月22日の定例記者会見で「検討委員会を設置し、トンネル建設にかかわる安全性を検討する」と表明したことについての藤田知事の見解をたずねていました。 　和井代表や澤田会長ら4つの住民団体の代表ら12人が県庁を訪れ、県土木局道路企画課の藤井誠司課長から回答文書を受け取りました。その後、県庁内で記者会見をした和井代表は「公社任せだったこれまでと違い、県と市が話し合った責任のある回答で、評価できる。高速1号や4号のトンネル掘削による被害の検証や補償についても、第一歩を踏み出した」と語りました。 （しんぶん赤旗　2008年10月29日より）

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