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08.07.16 二葉山トンネル中止を　広島高速５号線計画　市民連絡協が申入れ 　広島市東区の広島高速5号「二葉山トンネル」建設計画に反対する「二葉山トンネル」を考える市民連絡協議会（和井省三代表）は14日、県が作成した土砂災害危険個所図の土石流危険渓流で県の予測以上の被害が出る危険があるとして、藤田雄山知事あてに危険個所の訂正と計画の中止を求める申し入れをしました。 　和井代表、日本地質学会員で高校教諭の越智秀二氏ら12人が県庁を訪れ、県土木局道路企画課の藤井誠司課長に申し入れ書を提出。越智氏は「高速道路公社が説明会で住民に渡した地図で、土石流危険渓流とされている谷の位置が間違っていたことは分かっていたことで、訂正もしないまま放置する対応は、ずさんとしか言いようがない」と抗議しました。 　和井代表は「計画にあたっての事前の環境影響評価調査で、土石流災害の調査や評価がほとんどされていない問題が浮き彫りになった」と述べ、計画を中止するよう要求。藤井課長は「公社は安全に事業を施工する立場であり、県と広島市で周辺の環境を守る協議をする。申し入れ内容は時間をいただいて検討する」と答えました。 （しんぶん赤旗　2008年7月16日より）

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