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07.06.01 高速5号線二葉山トンネル建設計画　公社が地元説明会で住民追い返す 　地盤沈下や自然破壊が懸念されている広島高速5号線二葉山トンネルの建設について、広島高速道路公社は5月25日から地元説明会を丁目ごとの集会所で開いています。 　しかし、公社が線引きした対象世帯の住民以外を「入場拒否」していることに、地元では不満が広がっています。 　この説明会は、トンネル工事の事前調査として測量やボーリング調査を実施することについて、住民の理解と協力を求めるためのもの。公社には、これまでに住民から出されている疑問や不安に真しに応える姿勢が求められます。 　ところが、29日の牛田東1丁目の集会所でおこなわれた説明会に、道路をはさんで集会所の前に住む数人の住民が出席しようとしたところ、「対象世帯ではない」として公社に追い返されました。 　公社のこの対応に、入場を拒否された住民は「公社が勝手に線引きして住民を細切れにするのはおかしい」と抗議。場内で説明を聞いていた住民からも「席も空いているから入れてあげればいいじゃないか」と声が上がりました。 　応対した公社の貞森講治課長は「プライバシーの問題などがある」としながらも、「ご意見があれば、全体の説明会も開きたい」と約束しました。 　住民は、「馬木（高速1号線福木トンネル）ではひどい地盤沈下が起きている。都合の良いデータだけ説明されても信用できない」「参加者を極力少なくして個別に了承をとろうとする姿勢が見え見えだ」と公社への不信感を募らせています。

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