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2014年2月20日 本会議 中原ひろみ議員の2013年度関係議案に対する質疑 |
●第268号議案 広島市一般会計補正予算(第5号) ●第275号議案 広島市病院事業会計補正予算(第2号) ●第283号議案 公有水面の埋め立てに係る埋立地の用途変更に係る同意について ≪再質問≫ ●第275号議案 広島市病院事業会計補正予算(第2号) |
第268号議案 平成25年度 広島市一般会計補正予算(第5号) (中原ひろみ議員) 2月補正では、国の経済対策に伴う補正として約65億円が計上され、BブロックやCブロック、広島駅自由通路など開発関連に約32億円が補正されています。 が、最も急ぐべきは防災・減災・老朽化対策です。16億円規模で校舎の耐震対策やエアコン整備、道路・橋りょう整備費の補正がされてはいますが、安心・安全な市民生活を確保するためには、この分野の事業費をもっと増額補正し、一日でも早く事業を完了すべきだと考えます。 市は今回、経済対策としてどのような事業を国に求めたのですか。国の経済対策メニューも教えて下さい。 (財政局長) 本年2月に補正予算が成立した国の「好循環実現のための経済対策」での具体的な施策メニューとしては、@競争力強化策、A女性・若者・高齢者・障害者向け施策、B復興、防災・安全対策の加速、C低所得者・子育て世帯への影響緩和、駆け込み需要及び反動減の緩和などが掲げられております。 本市が今回の経済対策の対象とした事業については、市として着実な進捗を図っていく必要がある事業のうちで、国の施策メニューに該当するもの、かつ、経済対策の目的に照らし早期の事業執行が可能なものについて、国と事前協議を行い、選定したものでございます。 (中原ひろみ議員) 合わせて、校舎の耐震化率・教室のエアコン整備率・橋りょう長寿命化事業の進捗状況と各事業が完了するまでに必要となる事業費規模はどの程度、必要になるのか伺います。 (教育長) 学校施設の耐震化対策につきましては、屋内運動場209校211棟すべての耐震化が完了しております。現在、公社の耐震化に取り組んでおり、本年度末には93校156棟の耐震化が完了しますので、屋内運動場を含めた耐震化率は、昨年度末から10.3ポイントアップの80.3%となります。 次に、空調設備整備についてですが、現在、小中学校、幼稚園の普通教室や図書室など一部の特別教室への整備を進めております。本年度末には89校の整備が完了いたしますので、整備率は昨年度末から13.5ポイントアップの42.0%となります。 両事業とも平成27年度末の完了を目標としており、総事業費を耐震化対策が318憶円、空調設備整備が99憶円と見込んでおります。今後2年間で必要となる事業費は、耐震化対策が115憶円、空調設備整備が57憶円となっております。 (道路交通局長) 橋りょうの長寿命化事業につきましては、現時点で対策が必要となっている104橋のうち、本年度末までに40橋の対策が完了する予定でございます。 残る64橋の対策に必要な今後の事業費は、約30億円と見込んでおります。 上にもどる ●第275号議案 平成25年度 広島市病院事業会計補正予算(第2号) (中原ひろみ議員) 安佐市民病院の建て替えについては、議会でも多くの議員から質疑がされてきましたが、荒下地区への移転建て替えの方針が示されたことを踏まえ、改めて疑問点をお聞きします。 まず、建て替え場所を巡り、現地建て替えを望む声、荒下地区への移転建て替えを求める声と、双方の立場の区民から、要望書や嘆願書が市議会や自宅にも届いており、現時点においても地元は二分している状況です。 市議団がこの1月に実施した安佐北区民への病院建て替えに関するアンケートでも、建て替え場所は現地253、荒下212で拮抗しています。この結果から見ても、地元の合意は図られていない状況です。地元合意は図られたとお考えですか。市の認識を伺います。 (病院事業局事務局長) 病院事業局が建替え検討を検討して以来、地元説明を行ってきましたが、「移転建替え」と「現在地建替え」のそれぞれを支持する意見がともにあるという状況にあります。また、議会においても、平成24年12月議会から今回の2月議会までの各定例会で、双方の立場からご質問・ご議論をいただいているところです。 このような状況の中で、市としては、移転反対の声は、病院が移転したら周辺が寂れるのではないかとの不安から、現在の病院周辺の方々から、あるいは、今回の建替え検討をきっかけに、これまでの市政では軽視されてきたとの意見が表面化した、高陽・白木地区の方々から、これらの方々からのものが多いというふうに認識しています。 こうしたことを踏まえ、先日、市長がご答弁申し上げた通り、病院移転誤の跡地周辺の活性化、高陽・白木地区にかかるまちの機能の充実を、責任を持って取り組むことを前提に、移転建替えを行うことについてのご理解を求めているところです。 (中原ひろみ議員) 移転か現地かの検討がされるなかで、現在地の南側の土地を病院の用地として売却してもよいという話が出てきました。住民の協力で土地が確保できれば、駐車場が広がり現状の混雑や渋滞も解消できるという新たな状況が生まれました。それでも現地建て替えでなく、移転建て替えを選択された理由は何ですか。 (病院事業局事務局長) 南側の土地が確保できれば、建設工事が終わった後は、議員ご指摘のように、こんざつや渋滞の緩和が図れることになりますが、現在地での建替え工事は、4年間にわたることから、その期間中は敷地外の駐車場の確保に加え、工事車両の運行も加わった一層の渋滞、工事による振動や騒音等の発生が避けられません。病院事業局としては、利用される患者様にとって大きな負担になると判断をいたしました。 加えて、これまでもご答弁申し上げている通り、現在地に建替えた場合には、病院を建替えるだけにとどまりますが、移転して建替えた場合には、可部地区や安佐北区全体の活性化を図ることができます。 このようなことから、移転建替えを選択したものです。 (中原ひろみ議員) 北棟はまだ築22年です。壊すのはもったいないとの声もあります。患者負担だけでなく財政負担を極力減らすためにも、壊して建て直すのでなく耐震補強工事で対応することも検討すべきではないのですか。この点の検討はされたのでしょうか。 (病院事業局事務局長) 先ほどもご答弁申し上げましたが、現在の安佐市民病院には、北館と南館、これを一体的に利用して、病院を訪れる多くの患者さんに対応しております。 北館は確かに耐用年数もあり耐震性がありますのでこれを活用することは可能ですが、そのためには南館を残し使う必要があり、耐震補強工事を行う必要があります。 このため、南館の耐震補強について検討いたしましたが、工事は全館を閉鎖し行う必要があり、工事期間も1年8か月かかることがわかりました。1年8か月もの間、北館のみで病院運営することはできませんので、耐震補強工事により対応することは困難と判断をいたしました。 (中原ひろみ議員) 市は約300億円をかけて荒下に建て替え、同時に可部の「まちづくりのため」にも役立てると説明されていますが、病院移転で地域がどの様に活性化するとお考えなのですか。 (病院事業局事務局長) 移転して建替えた場合には、現地で建替えた場合には期待できない多くの変化を地域にもたらし、可部地区さらには安佐北区の活性化につながると考えています。 繰り返しになりますが、具体的には、人の流れが変わり、病院と直結するJR可部線の延伸と相まって、可部中心部の拡大が見込まれ、また、病院跡地には、新たな拠点施設を核とした、にぎわいが創出でき、可部地区の活性化が図られます。 さらに、可部の拠点性が高まり、白木地区、高陽地区と病院をつなぐバス便の運行等により、可部・高陽間の東西の交通の強化、改善が図られることで、安佐北区全体の活性化にもつながるものと考えております。 (中原ひろみ議員) ハザードマップでは荒下は5m浸水するとしており、3mのかさ上げでは不十分です。3mで安全性に責任が持てるのですか。 (病院事業局事務局長) 荒下地区の現在の敷地の形状は、全体として北西側から南東側に向かって下がっており、なだらかに河川面につながる構造となっております。 したがって、ハザードマップでは、一番凹んでいる部分では5メートル浸水するとしているものです。 「3mのかさ上げ」は、堤防整備を行い、区画整理事業によって、さらに盛土をすることから、平均で3mかさ上げするということになるものでございます。 整備される堤防、区画整理事業による盛土により、安全には万全を期しています。 (中原ひろみ議員) 荒下地区は原野という状況ですが、今後、土地区画整理組合がかさ上げし、4万uを市が20億円で購入するとしています。この価格はどのような根拠にもとづくものですか。正式な鑑定評価はされたのですか。 (病院事業局事務局長) これも先程ご答弁申し上げましたとおりですが、荒下地区の用地費は、当該地区の正式な鑑定評価はおこなっておらず、区画整理後の額が現時点では算定できないことから、現在わかっている北側道路に面した路線価を用いて積算したものです。 平成23年度の路線価の約5万円に取得予定面積4万uを乗じて、現在のところ約20億円を見込んでおります。 なお、実際に用地を取得する際には、現在見込んでいる価格に拘束されることはなく、鑑定評価に基づく価格で購入することになります。 (中原ひろみ議員) 荒下に移転すれば、病院へのアクセスを良くする必要性から、すでに整備中の一般県道宇津可部線に加えて、市道安佐北3区128号の拡幅、太田川堤防道路拡幅の街路整備を行い、病院の完成に合わせて道路整備を完了するときいています。そうなると、荒下周辺の道路整備の方が優先され、可部大毛寺線や高陽可部線の整備が後回しになるのではと懸念しますがどのようにするお考えですか。 改めて、可部大毛寺線と高陽可部線の整備は今後どのようなスケジュールですすめられるのですか。完成時期も教えてください。 (道路交通局長) 可部大毛寺線・高陽可部線につきましては、安佐北区のまちづくりに欠かせない重要な都市計画道路であり、従前から整備を行うこととしていたものの、完成時期については見通しが立っていませんでしたが、今回の安佐市民病院の建替え検討を契機に、移転建替えにしろ、現地建替えにしろ、完成時期は病院の開設時期を踏まえたものとすることとしたものでございます。 来年度、道路や橋りょうの設計を行い、事業認可を取得したいと考えており、事業認可取得後は、速やかに事業に着手し、早期の完成に向け取り組んでまいります。 (中原ひろみ議員) 最後に、移転後の現地の活用策はどんな方針をお持ちなのか。どこの部局が跡地の活用策を検討するのか伺います。 (企画総務局長) 先ほども、お答えしましたように、跡地については、例えば、医療・福祉関連の学校関係施設の誘致、地域の文化・コミュニティ活動拠点となるような施設の整備などにより、今以上に活力のある地域になるよう、地域の活用性の有用な資産として活用を図っていくこととしております。 こうした跡地利用の検討は、企画総務局が中心となって、地元の意見を十分お聴きしながら進めてまいります。 上にもどる 第283号議案 公有水面の埋め立てに係る埋立地の用途変更に係る同意 (中原ひろみ議員) この議案は、平成22年に変更された港湾計画の土地利用にもとづき、出島の埋立て地 3工区 43.7へクタールの用途変更を行うため、その手続きとして広島県が市にその同意を求めるものです。 現在、3工区は埋め立て中です。埋め立てが完了していないのに なぜ、今、用途変更の手続きをされるのかお聞きします。 (都市整備局長) 今回、用途変更に関する意見についてお諮りしている出島埋立地第3工区につきましては、広島県が平成22年に、広島港を取り巻く社会情勢を踏まえてとりまとめた、港湾計画の見直しの中で、土地利用の変更が行われております。 その内容は、従前の交流施設や業務施設を中心とした計画から、倉庫等の物流施設を中心とした土地利用に変更し、物流機能の強化を図るというものでございました。 今回の手続きは、現在の埋立免許の竣工期限が本年3月末であり、後期の延伸が必要となったことから、あわせて埋立地の用途についても現行の港湾計画に沿って変更するものでございます。 (中原ひろみ議員) 変更内容を見ると交流施設用地17.2ヘクタールを削除、業務用施設用地を12.2ヘクタールから3.3ヘクタールへと、当初計画の4分の1に縮小します。代わりに、従前にはなかった保管施設用地が25.5ヘクタール新設され、3工区内の約6割を占める規模となります。 新たな用途となる保管施設用地とはどんなものですか。コンテナの保管施設でしょうか。 (都市整備局長) 今回の変更で主な用途となる保管施設用地とは、コンテナなど貨物の保管や積み替えのための物流貨物倉庫などを整備することを目的とする用地でございます。 (中原ひろみ議員) もともと、1996年(平成8年)から開始された出島の埋め立ては、1990年の日米構造協議により10年間で430兆円、その後200兆円の積み増しにより、総額では630兆円規模の「公共投資基本計画」のもとに、「海があったら埋め立てよう」「山があったら切り開こう」と、全国的にムダな巨大開発に湯水のように税金が使われ、借金を膨らませ国と自治体を財政難に至らせた巨大開発事業の一つです。市議団も「不要・不急の巨大開発止めよ」「海のゆりかごと言われる『あまも』をつぶし、自然環境を悪化させるな」として埋め立の凍結を求めてきました。 しかし、広島県は「広島ポートルネッサンス21」に基づき、出島沖の約129ヘクタールを埋めたて、国際的な人・物・情報の交流ゾーンを形成する、外貿コンテナふ頭を整備するとして埋め立てが進められました。 その総事業費も2,200億円という巨費を投じただけでなく、多額の事業費をかけて上物を整備するという、とてつもない開発計画でした。 今回の用途変更は、この県の無謀な開発計画が破たんした結果だと思いますが、市はどのようにこの問題を受け止めていますか。 (都市整備局長) 今回の用途変更は、平成22年の港湾計画の見直しを踏まえた内容であり、本市としても、国際拠点港湾である広島港の競争力の向上、ひいては地域経済の活性化につながることから、異議のない旨の回答をしたいというふうに考えております。 (中原ひろみ議員) 出島埋め立ての第2工区に整備された水深14メートルの外貿埠頭は、神戸港や福岡港などとの競争に勝ち、出島の利用を増やすため、岸壁係船料、ガントリークレーン、荷さばき地使用料が減額されています。 使用料を減額しないと貨物船が来ないという状況を考えれば、第4工区に計画されている新たな外貿埠頭整備は必要性がないと考えますが、用途変更により保管施設用地を増やすことで、第4工区に計画されている水深14メートルの外貿ふ頭整備を進めていく考えなのかお聞きしておきます。 (都市整備局長) 議員ご質問の、未着工の第4工区の外貿ふ頭につきましては、「今後の取扱貨物の動向などを踏まえて整備時期を検討することとしている」と広島県から聞いております。今回の用途変更と直接関連しているものではないと考えております。 上にもどる ≪再質疑≫ ●第275号議案 平成25年度 広島市病院事業会計補正予算(第2号) (中原ひろみ議員) それから病院ですけれども、様々な質疑がありました。私はこの間、いろんな議員さんの意見を聴いている中で思うのは、この安佐市民病院というのは、市長はこれを何施設とおっしゃいましたでしょうか。集客施設というふうな表現をされましたけれども、私はこういう集客施設という言い方を、病院の施設に対して行うということにちょっと違和感を感じる分けるですけども。市長、病院がどこに行くかによって地域のまちづくりに大きく影響があるというのは認識をされています。そんなふうに認識があるのであれば、どこへ立てるかということを市長が勝手に決めて「ここにしました。」と説明会するだけじゃなくて、本当に安佐北区全体の発展のために、この病院を建替えなきゃいけない時期になったんだけども、この病院を建替えることによって安佐北区全体を発展させようと思うんだが、どんなふうにしたらいいだろうか。ということをね、もっと安佐北区民全体に投げかけて、区の重要な問題として考える。そういうやり方が私は必要じゃなかったのかなというふうにあらためて思っておりますけれども、これはもう言ってももとへは帰れませんけど、お気持ちがあるのであればもう少し地元への説明もいただいて、合意のとれる方向にしていただきたい。まあ、現地派と荒下派がですね、安佐北区の中でいがみ合って病院が禍根を残すようなことにはしないでほしいとは思うのですが、ひとつ聞きたいのは、やはりこの20億円なんですよ。先ほど、八軒議員の方からもありましたけれども、私も自然にこの段原西部の精算金問題を彷彿としました。あの、根拠がない数字をですね、どんな事情があるにせよ自治体がいうということは、それがもう独り歩きして、あの4万平米は20億円で買ってもらえるんだということになるわけですよね。で、先ほど局長が拘束されないと。この20億円には。とおっしゃいましたけれど、局長がそういってもね、地元はそんなふうには思っていらっしゃらないと思いますよ。とりわけ、この荒下の地権者50名から60名いらっしゃると聞いておりますけれども、こういうみなさんにとっては、あっあの土地を、滋賀病院で20億円で買ってくれるかと思うと、非常に希望が持てるというふうに思いますし、私はその辺も一つ校、ボタンのかけ違いと言いましょうか、いろんな疑惑もアンケートではありました。地上げをしとるんじゃないか。とか、なんか疑惑があるとかね。いろんな、えっ。なんていうような。アンケートにはいろんなご意見がありましたけれども、そういうのが出てくる背景にも、そういう、今で言えば原案のような、そう高くないであろうと予測されるような価値を、区画整理をしたのちとは言えども、20億円というのは高すぎるんじゃないかというのがみなさんの共通の思いであるのではないかと。その辺の数字をいう時の、その、安易に言い過ぎたんじゃないかなというふうに思っておりますし、それに、どの地域でも自分の地域が発展しない方がいいなんて思う人は誰もいません。自分の住んでいる地域は少しでも発展してほしいと思うのは、これはもう世の常であり、当然です。そういう思いに、滋賀、こう、言葉が悪いので先に謝りますが、つけ込むような形でね、あの、荒下に立てれば地域の生活道も整備します。と。そういう、馬に人参といいましょうか、そんな形で、私が思うにはですよ。市が荒下へ荒下へと誘導していって言ってるのではないかと思えてならないんです。でも、まあその辺の思いはあって、質疑をさせていただいたんですけれども、とにかく、どちらに建てるにしても安佐北区の人たちのやっぱり合意が、私は必要だと思いますから、改めてその辺の、もうこれで決めたんだからやる。ということではなくて、もう一度、もう少し時間をかけるべきではないかな。と思いますが、その辺の思いを聞きたい。というのがひとつです。まず、そこをお答えいただけますか。 (病院事業局事務局長) 先ほど申し上げましたように、A海保で地元に入りまして、一回目地元に入りました時は、非常にたくさんのご要望が出ました。バス便は、道路整備はどうなるんだ。そのときコストの話も、こちらになんぼかかるんだ。という話は出ました。そういう意味では、地元の方々からの要望であるとか質問は1回お受けして、で、先立っても9月の時にそれをお返しする。という形でみなさんにご説明をさせていただきました。ですから、何かどういうふうに条件が変わるのか。とか、何が変わるのか。ということは、現地についても荒下についてもご説明させていただいて、それで、みなさんどちらが活性化かという視点で見たときに選択されますか。というような、議論の進め方をさせていただいたつもりです。そういう意味では、各地域を、私たちは全地域を回りましたので、しっかりご説明をさせていただいたというふうに思っております。 (中原ひろみ議員) 安佐北区全域を回られたということですけれども、私たちのアンケートでは、わからないという方も100名程度いらっしゃいます。よくわからない。というのは、中身を知らないから判断できないということですよね。そういうご意見もありました。で、建替えの理由として、建て替えじゃない、場所を現地化荒下か決めるにあたって、先ほど現地では工事車両が入る所がないとか、患者さんに4年間といえども負担かけるということがありましたけれども、それを理由にしたら絶対に現地には建てれないと思うんですよ。私は。そういう理由は、それはどっか別のところに立てない限りは、どこでも現地では、病院でなくてもね。現地で建替えようと思えば、それは、できない話なんで、それもちょっと地元にとってはですね、移転の決定的な理由にはならないというふうに思わせてるんじゃないかな。ということも申し上げたいと思いますけれども。私、先ほどの大規模な集客施設という話なんですが、まあ病院ですから、観光地ではありませんのでね、皆さん行ってみよう、行ってみようって、行くような施設ではありません。やはり、好んで病気になるわけじゃありませんから。そういう施設にもかかわらず、集客施設という表現をされるということに違和感を持っておりますし、それから、本当に集客施設がいるんであれば、安佐北区に。それは荒下に別な集客施設を根、建てることを考えるのがいいんじゃないかなと私も思いますけれども。ここで、どう返すといわれても、答弁のしようがないのでしょうか。もしあれば、どうぞ。 (病院事業局事務局長) 手短に。病院サイドに立った時に、先ほどから申し上げましたように医療機能、財政負担、阿癖、それから立替時の診療への影響。これが、病院にとって建替えを検討するときの大前提のテーマでございます。それに加えて、今回活性化の議論をさせていただくということで、病院としてはきちんと、どうあるべきかということはやった上に、活性化の議論を乗せているということで、人がたくさん集まるというのは間違いない施設、年間おおざっぱにいうと、70万、80万の方が利用されるような施設でございますから、その施設が、可部、安佐北のどこに建つかというのは、非常に大きな町を変える要素だろう。そういうふうに考えて、その影響がどうだろうかということで、検討させていただいているということで、決して病院であることを集客施設という言葉でないがしろにするつもりはございませんで、それをクリアしたうえで、人が集まるという観点で活性化というとこにつなげて議論するときに、そういう言い方をさせていただいているということでございます。 上にもどる |
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