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2014年12月17日 本会議 懲罰動議・処分要求質疑 中原ひろみ議員 |
●藤田博之議員に対する懲罰の動議について ●母谷龍典議員ら7人に対する「処分要求書」について |
●藤田博之議員に対する懲罰の動議について(発議者母谷議員ら7人に対する質疑) 広島市議会において、懲罰動議が出されたのは昭和31年以来のことだと聞いています。 懲罰は、地方自治法・自治体の会議規則・委員会に関する条例などの法令に違反した議員に対して議決を経て懲罰を科すとされていますが、地方自治法では、なんでも懲罰できるということにはなっていません。 例えば、議長が召集しても無断欠席を続けるなどが懲罰の対象とされ、議会の秩序維持に直接関係ない事は、懲罰の対象にならないとされています。 貴殿は、懲罰動議の理由として、「藤田議員の行った質問・発言が一般質問にふさわしくない」とされていますが、市長に対しその政治姿勢を問われた藤田議員の質問内容と発言のどの部分が懲罰に値するものだったのかお聞きします。 また「懲罰動議」の理由として「松井市長の個人攻撃に終始し、根拠のない発言で人格と名誉を傷つけた」とされていますが、藤田議員の発言が事実無根、根も葉もないことであれば、それこそ許されない事であり、懲罰に値すると思いますが、本当にウソなのですか。藤田議員の発言が根拠のない、事実無根のウソだと言われるのは、いかなる根拠に基づくのかお聞きします。 時効が成立しているとはいえ、多くの市民は現在の広島市長が当選された市長選挙において、現金が配られたという新聞報道に、びっくりしています。日本共産党市会議員団も、今回の藤田議員の告発に対し、大変に驚いています。 新聞記事を読まれた多数の市民から、公職選挙法違反を指摘した議員がなぜ、懲罰動議にかけられるのか、懲罰動議にかけられるのは、お金を配った議員の方ではないかとの意見がよせられました。その方は、懲罰動議の発議者となった議員こそ、「すねに傷があるのではないか」との疑いさえ抱いてしまうと話されました。まさに、市議会と市長への不信が広がっている状況です。貴方は潔白なのか改めてお聞きしておきます。 藤田議員の発言内容が、事実なのかどうか、議会としても、真相を究明することが必要であり、真相究明こそ、市民の付託を受けた責任ある議会のすべきことだと考えますが、あなたのお考えはどうですか。 品位の保持を規定した地方自治法 132条では「議員は無礼の言葉を使用し、又は他人の私生活に渡る言論をしてはならない」としつつも、札幌高裁の判決では、「意見とか批判の発言である限りにおいては、例え、言葉の使い方や辞句の配置の仕方が痛烈で、他の議員等の正常な感情を反発しても、それは、無礼の言葉には該当しない」とあります。確かに、藤田議員の議場での発言には、品位が欠けていたとしても、発言の内容は広島市政が議員の利益誘導で動いているのではないかという痛烈な批判であり、この指摘については、市長も議会も真摯な自己検討と市民への説明が必要だと考えますが、どのように認識されていますか。 上にもどる ●母谷龍典議員ら7人に対する「処分要求書」について(藤田議員に対する質疑) まず、貴殿の一般質問の意図・真意についてお聞きします。 市長に対する個人攻撃のため、根も葉もないことを述べられた質問だったのですか? 三年半前の市長選挙での金銭授受が、真実であれば、市議会の名誉にかけてその全貌を明らかにすることが議会として最低限の責務であると考えますが、どうお考えですか。 事実であれば、貴殿が掴んでおられる内容をつまびらやかに公表すべきですが、なぜ、全てを公にされなかったのですか? 改めて、市長選挙において、誰がどのようにして金銭を渡すという違法を行ったのかお聞きします。 上にもどる |
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