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会期 2008年6月16日 〜 6月26日
*** 議員の発言ページ ***

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■■ 提出案件 ■■
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 補正予算の概要
    補正予算の概要、会計別総括表、一般会計歳入歳出 PDF 259KB
 補正予算の内訳
    補正予算の内訳 PDF 175KB
 提出案件
    予算案・条例案など PDF 293KB


●議会の傍聴
 本会議、委員会いずれも午前10時開会予定です。どなたでも傍聴できます。

●本会議のネット中継
 本会議の模様(ライブ中継・録画中継)はインターネットで見ることができます。
 くわしくは広島市議会ホームページをご覧ください。


日程および党市議団の発言
6月16日(月) 本会議 市長説明、報告質疑(村上あつ子議員
6月19日(木) 本会議 一般質問
6月20日(金) 本会議 一般質問(皆川けいし議員
6月23日(月) 本会議 一般質問
      議案に対する質疑(藤井とし子議員
6月24日(火) 文教委員会(中原ひろみ議員)、経済環境委員会(藤井とし子議員
建設委員会(村上あつ子議員
6月25日(水) 総務委員会(皆川けいし議員)、厚生委員会(中森辰一議員
消防上下水道委員会
6月26日(木) 本会議 討論(中原ひろみ議員)・議決等
本会議、常任委員会ともに午前10時開会です。


トピックス
08.07.25 「住民税の天引きは財産権の侵害・やめよ!!」  総務委員会の質問より
08.07.15 広域連合議員に選任された中森辰一議員のコメント
08.07.14 文教委員会で質問 子どもの最善の利益のために 環境整備にもっと予算を!
08.06.26 6月定例会 最終日ダイジェスト
08.06.24 市、保護者の意見無視できず ―公立保育園の民間移管―
08.06.11 公立保育園民営化、高速道路、後期高齢者医療・・・ 事前説明会で活発な意見


08.07.25
「住民税の天引きは財産権の侵害・やめよ!!」  総務委員会の質問より

 住民税の天引きについて、来年10月から65歳以上の人は県民税、市民税まで年金から天引きされます。(対象者は市内約6万6000人)

 皆川議員は、この「市税条例の一部改正案」について
(1)住民税を年金から天引きできるとした国の法律(地方税法)がまだ改訂されていないのに、改訂を前提として今年の当初予算にそのための事務費を計上していたことは違法ではないか。
(2)「法律が変わったから仕方がない」と言うが、実は、広島市も全国市長会の一員として4年前から住民税の年金天引きを政府に要望をくり返しているではないか。確信犯だ。
(3)本人の意向も聞かず、有無を言わさず天引きするというのは、財産権の侵害だ。従来どおりの方法か、天引きかを住民が選択できるようにすべきではないか。
(4)本人の了解を得るまで、電子システムの事務作業は、延期すべきだ。
以上の4点について当局を正しました。

 これに対して当局は
(1)については、地方税法が今年3月20日に改訂されるという情報は、市議会にも事前に提供していた。黙っていたわけではない。
(2)については、「納税者の利便性、徴収経費の節減という観点から要望した」として、自ら政府に要望したことを認めました。
(3)については、本人の意向で徴収方法を選択できるということは、地方税法ではできないことになっている。
(4)については、他の政令市も6月議会にはかっている。スケジュールからみて延期することは難しい。
という答弁でした。

 最後に、皆川議員は先に税金天引きしたら、これまでのように生活苦で払えない人などの納税相談の機会を奪うことになるが、そういう人たちへの対応はどうするのかと正しました。
 これに対して当局は、「これまでどうり、市民税課に相談してもらえば減免の処理など、従来どうり対応する」と答えました。

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08.07.15
広域連合議員に選任された中森辰一議員のコメント

 国民的な怒りと批判の渦の中、国会で廃止案が審議されている後期高齢者医療制度を運営する広島県広域連合議会議員に、議長指名で選任されました。任期は1年間になると思います。

 包括医療の導入や、凍結が取りざたされている終末医療にかかわる診療報酬など、年齢で区切って差別的な医療内容になっていること、広島市当局の試算でも4割の方が、昨年度までの国保料より保険料負担が増加していること、1年以上の保険料滞納で保険証が取り上げられ、資格証明書に変えられることなど、暮らしと医療を受ける権利にかかわる問題が、国民的な議論になっています。

 議会の回数自体が少ない問題がありますが、高齢者の医療を受ける権利を保障することや保険料軽減の課題など、高齢者の声を反映して少しでも制度を改善するため、奮闘したいと思います。

(広島民報 7月6日より)

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08.07.14
文教委員会で質問 子どもの最善の利益のために 環境整備にもっと予算を!
(中原ひろみホームページより転載)

 文教委員会が10時から午後2時40分まで開催されました。
 議案内では、次の3項目について質問しました。
 (1)小・中学校合わせて、10校で実践的研究を行なう文部科学省からの委託事業について
 (2)3人のスクールソーシャルワーカーの活用事業について
 (3)特別支援学校の建替えについて

文部科学省からの委託事業について
 市教委は「全国学力テスト」の結果から得られた課題を踏まえ、その改善に向けた具体的な取り組みを行なう事業だとしながら、学力テストの点数だけで学校を評価するための研究ではなく、課題のある子ども達に、どのような授業や取り組みをすればいいかを研究するものだと答弁しました。

3人のスクールソーシャルワーカーの活用事業について
 スクールソーシャルワーカーは、問題を抱える子どもの保護者に対して、支援を行なう取り組みであることも明らかになりました。

特別支援学校の建替えについて
 特別支援学校の建替えについては、一日も早い開校ができるように最大限の努力を求めました。

 議案外でも3項目について質疑しました.

給食について
 ・一ヶ月単位でのデリバリー申し込み事務を徹底し、夏場における弁当腐敗の保護者の不安に応えること。
 ・小麦が高騰し、米の価格との差がキロ当たり、2円にまで近づきました。
農家の米作りを支援し、穀物自給率を引き上げ、地産地消を進める上でも学校給食に市内・県内産のお米を使う「和食」の日を増やす事を求めました。

留守家庭子ども会について
 今年から時間が延長され、夏休みには毎日10時間という長時間、子ども達の居場所になる留守家庭子ども会の施設環境整備を求めました。
国は、児童一人あたり1.65平方mが必要だとしていますが、宇品小学校では一人当たり0.8平方mの面積しかありません。国の基準の半分という狭さです。
 子どもたちの安全や健康を守るためにも狭い施設の解消、大規模施設の解消を求めました。

臨時職員の給与未払い問題について
 給与事務を含めて、職場での仕事の進度状況など、チェック体制の強化を求めました。

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08.06.26
6月定例会 最終日ダイジェスト

 広島市議会は26日の本会議で、上程されていた全ての議案を原案どおり可決し閉会しました。

 日本共産党市議団は、65歳以上の方の公的年金から個人住民税を天引き(2009年10月支給分から)することなどを盛り込んだ市税条例改正案に反対、一般会計補正予算案については全国学力テストと連動した研究事業、特別支援学校の建替え、および裁判員制度の実施に伴う対応について意見を付して賛成し、他の17議案には賛成しました。

 党市議団を代表して議案討論に立った中原ひろみ議員(南区)は、年金からの住民税天引きについて、「所得税、介護保険料、後期高齢者医療保険料に加え、住民税までもが本人の許可なく、どんなに生活費に困ろうとおかまいなしに天引きされる。市民一人ひとりの実情に即して『延納』『分納』などの相談にのってきた行政の役割が消えていく」と述べ、民営化される社会保険庁への徴収業務丸投げや職員リストラなどの問題を指摘しました。
 また、全国学力テストと連動した研究事業について「点数重視の過当競争に子どもや教師を巻き込みかねない」と警鐘を鳴らし、教職員の合意を得て進めるよう要望。特別支援学校の建替えについては、一日も早い工事着工と開校にむけて最善の努力をするよう求めました。

中原ひろみ議員の議案討論(全文)

3人目の副市長に女性を選任 ― 日本共産党は賛成
 3人目の副市長として女性を選任する同意案について、党市議団を代表して中森辰一議員(西区)が討論をおこない、賛成の立場で意見を述べました。
 中森議員は、「男女共同参画を推進していくうえでも、女性の副市長就任は大事なことであり、大いに期待する」と述べつつも、この副市長のもとで市周辺町との業務標準化を進め、合併を推進しようとしていることに対し、「住民の意向とはかかわりなく、外堀を埋めるようなやり方で合併を進めることには賛成できない」と述べました。
 採決では自民系会派の10名が退席して棄権し、残りの44名(藤田議長は採決に加わらず)全員の賛成で可決しました。

中森辰一議員の討論(全文)

議員の海外視察 いっせいに21人がヨーロッパ・カナダへ
 今議会には3会派から総勢21人の議員派遣案(海外視察)が提出されました。概要は次のとおりです。
  (ひろしま政和クラブ)
     議員: 中本、種清、佐々木、熊本、橋本、増井、山田、大野、三宅の9議員
     行先: カナダ(モントリオール、ケベック、トロント)
     期間: 8月26日〜9月2日
  (市民連合、9名)
     議員: 都志見、酒入、田尾、太田、若林、沖、松坂、清水、森本の9議員
     行先: イギリス(ロンドン)、フランス(パリ)、フィンランド(ヘルシンキなど)
     期間: 8月20日〜8月28日
  (爽志会、3名)
     議員: 永田、今田、八軒の3議員
     行先: デンマーク(コペンハーゲン)、ドイツ(ベルリン)、チェコ(プラハ)
     期間: 8月24日〜8月31日
 日本共産党は3つの議員派遣案に反対しました。

新たな常任委員会所属が決まりました
   皆川けいし議員(中区)・・・総務委員会
   村上あつ子議員(東区)・・・建設委員会
   中原ひろみ議員(南区)・・・消防上下水道委員会(副委員長)
   中森辰一議員(西区)・・・厚生委員会
   藤井とし子議員(安佐南区)・・・文教委員会
     引き続きよろしくお願いします。

後期高齢者医療広域連合議員に中森辰一議員が選ばれました
 市議会議長の指名により、広島県広域連合議員(広島市からは4名)に日本共産党の中森辰一議員が選ばれました。他の3名は次のとおりです。
   土井哲男議員(安佐南区、市民市政クラブ、再任)
   橋本昭彦議員(東区、ひろしま政和クラブ)
   安達千代美議員(安佐南区、公明党)

後期高齢者医療制度の「抜本的見直し」求める意見書案 ― 賛成少数で否決
 日本共産党市議団はひろしま未来クラブ(3人)と共同で、後期高齢者医療制度の「廃止を含める抜本的見直し」を国に働きかけるよう広島市に求める意見書案を提案しましたが、賛成16、反対38で否決されました。
 先の国会では日本共産党、民主党、社民党などが共同で同制度の廃止案を提案し、参議院で可決していますが、広島市議会ではこの意見書案に対し、民主・社民会派は「自主投票」の態度をとりました。
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08.06.24
市、保護者の意見無視できず ―公立保育園の民間移管―

 20日の本会議で一般質問にたった皆川けいし議員(中区)は、市が計画している公立保育園の民間移管について質問しました。

 皆川議員は「民間移管は改正された児童福祉法24条が保障している『保育所選択権』を一方的に奪うものであり、大方の保護者の理解が得られていない」と指摘し、計画の白紙撤回と全ての保護者会へ説明会を開くよう強く求めました。
 これに対して市は「寄せられた意見の数からも、大多数の保護者が反対していることにはならない」などと答え、方針撤回の考えはないことを表明しました。

 しかし、その後の他党議員への答弁で秋葉市長は「保護者の十分な理解をもらったとは思っていない」と保護者への説明の不十分さを認め、今後あらためて保護者への説明を十分にしていくことを約束しました。
 また、皆川議員が求めた私立保育園の保育士の勤務条件などを情報公開することについては「今後、私立保育園と協議する」というにとどまりました。

 広島市が3年前に民間移管の方針を発表してから今日まで、公立89園中86園の保護者会から白紙撤回を求める要望書と15万人分の反対署名が市に寄せられています。
 広島市がこうした保護者の声を無視して、2010年から10年間で20園の公立保育園を民間移管する方針を今年4月に発表したことに、保護者の新たな怒りが広がっています。

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08.6.11
公立保育園民営化、高速道路、後期高齢者医療・・・ 事前説明会で活発な意見

 日本共産党広島市議団は11日、6月定例会の開会を前に「事前説明&意見交流会」を開き、約20人が参加しました。
 藤井とし子議員(安佐南区)が議案について解説したのち、一般質問にたつ皆川けいし議員(中区)が質問内容について話しました。

 皆川議員は保護者らが強く反対している市の公立保育園民営化方針について、「市は、民営化に反対する人たちが『私立は公立よりも保育が悪い』と考えて反対しているように言うが、決してそうではない。市の保育予算は政令市の中でも低い。保育士が安定した労働環境のなかで安心して保育にあたれるよう、公立私立問わず保育予算全体を増やすべき」と強調しました。
 また、高速道路問題については、この間、高速1号線と4号線のトンネル工事が原因で地盤沈下などの被害が新たに拡大していることを紹介。「まさに満身創痍の高速道路。環境面からみても将来の交通量は減る一方なのに、高速5号線までつくる必要はない」と指摘しました。
 そのほか、広島の農業問題、後期高齢者医療制度、青年への支援策などについて話しました。

 その後の意見交流では参加者から、特別支援学校の建替えや市内の橋の安全性、公立保育園の民営化問題、今回議案となっている住民税の年金天引きなどについて活発な意見が出されました。

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日本共産党広島市議会議員団
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