トップ > 議会情報・議会報告 > 2008年第1回 2月定例会・予算特別委員会 議会情報 |
会期 2008年2月15日 〜 3月26日 *** 議会報告ページ *** |
●議会の傍聴 本会議、委員会いずれも午前10時開会予定です。どなたでも傍聴できます。 ●本会議のネット中継 本会議の模様(ライブ中継・録画中継)はインターネットで見ることができます。 くわしくは広島市議会ホームページをご覧ください。 |
2月15日(金) | 本会議 2008年度・2007年度関係議案 市長説明等 包括外部監査結果報告について質疑 |
2月20日(水) | 本会議 総括質問 |
2月21日(木) | 本会議 総括質問 |
2月22日(金) | 本会議 総括質問、2007年度関係議案質疑 |
2月25日(月) | 常任委員会(厚生・建設・消防上下水道) |
2月26日(火) | 常任委員会(文教・総務・経済環境) |
2月27日(水) | 本会議 2007年度関係議案議決 |
2月29日(金) | 予算特別委員会 文教関係 |
3月3日(月) | 予算特別委員会 文教関係 |
3月4日(火) | 予算特別委員会 厚生関係 |
3月5日(水) | 予算特別委員会 厚生関係 |
3月6日(木) | 予算特別委員会 建設関係 |
3月7日(金) | 予算特別委員会 建設関係 |
3月10日(月) | 予算特別委員会 経済環境関係 |
3月11日(火) | 予算特別委員会 経済環境関係 |
3月12日(水) | 予算特別委員会 消防上下水道関係 |
3月13日(木) | 予算特別委員会 総務関係 |
3月14日(金) | 予算特別委員会 総務関係 |
3月17日(月) | 予算特別委員会 総括質疑 |
3月25日(火) | 予算特別委員会 討論・採決 |
3月26日(水) | 本会議 2008年度関係議案議決等 |
トピックス |
08.03.26 最終日・本会議 中森辰一議員(西区)の議案討論ダイジェスト 08.02.21 藤井とし子議員(安佐南区)の総括質問ダイジェスト |
08.03.26 最終日・本会議 中森辰一議員(西区)の議案討論ダイジェスト 予算議会最終日となる26日の本会議で、日本共産党市議団を代表して中森辰一議員(西区)が議案に対する討論をおこないました。 党市議団は上程された66の議案のうち、4月実施を前に全国的に批判が高まっている後期高齢者医療制度の関連議案など14議案に反対し、一般会計予算など6議案に意見を付して賛成。他の46議案に賛成しました。 社会支えてきた高齢者を切り捨てるもの! ― 後期高齢者医療制度 中森議員は、75歳以上の全ての高齢者をまったく別立ての保険制度に囲い込む後期高齢者医療制度について、「厚生労働省の担当官が、医療費が上がり続ける痛みを後期高齢者に感じ取ってもらうためと言っている」と紹介し、政府の医療費負担の抑制が大きな目的となっていることを鋭く指摘。 また、政府が「後期高齢者にはいずれ死を迎えるという特性がある」としていることにふれ、「戦前・戦後の長きに渡って社会を支えてこられた人たちに、今また、お国のために早く死んでくれと言わんばかりの制度には賛成できるわけがない」と強調しました。 「道路つくることのみ」の公社の体質を厳しく指摘 ― 高速道路建設計画 広島高速道路計画について中森議員は、「一番先に完成した高速4号線のトンネル工事で地盤沈下が発生していたにもかかわらず、その後着工した高速1号線トンネルで更に深刻な地盤沈下を引き起こした。ここに『道路をつくることのみ』を目的とした高速道路公社の体質が現れている」と厳しく指摘。「同じことを高速5号線でも繰り返そうとしていることを見過ごすわけにはいかない」と強調しました。 今議会の審議で党市議団は、二葉山にトンネルを掘れば土石流やがけ崩れなどの土砂災害の危険性も一気に高まると警鐘を鳴らし、公社は「検討委員会」を設置してルート変更などもありうると答弁しました。 これについて中森議員は、「いかに安全にトンネルを掘るかという検討委員会では、住民は信用できない。検討委員会の目的やメンバーの人選などについては住民の合意を得ながら進めるべきだ」と述べ、現段階で高速5号線を着工すべきではないと訴えました。 教育・市民生活に配慮する一方、無駄な高速道路や市民負担増も 来年度から新たな財政健全化計画がスタートするなか、一般会計予算案には市独自の35人学級拡大や、特別支援教育アシスタントの増員、妊婦健診の拡充、夜間救急診療所の新設など、子どもたちの教育や市民生活に配慮した施策が盛り込まれ、また、市独自の地球温暖化対策予算も組まれました。 このことについて中森議員は大いに評価したうえで、「市民の生命・財産を脅かす高速道路を着工しようとしていることや、下水道料金値上げなど市民負担増が盛り込まれている点は大きな問題だ」と指摘。 また、社会保障関係費である扶助費について、市が「削減を見込んでいない」としていることに対し、中森議員は「わが国経済は成長率ゼロパーセントどころか減速傾向にある。ある程度は増えることも想定しておくべきだ」と求めました。 中森議員の討論全文は議会報告ページに掲載しています。また本会議の模様は広島市議会ホームページの録画中継で見ることができます。 一覧へ戻る 08.02.21 本会議 藤井とし子議員(安佐南区)の総括質問ダイジェスト 21日の広島市議会・本会議で、日本共産党を代表して藤井とし子議員(安佐南区)が総括質問に立ち、財政問題や米軍岩国基地の再編強化、高速道路建設などについてただしました。 これ以上、市民に負担増を求めないように 広島市は次期財政健全化計画に位置付けている「今後の財政運営方針」(2008年度から2011年度までの4年計画)で、同4年間で最大695億円の財源不足が見込まれるとし、「受益者負担の適正化」や「扶助費の見直し」などに取り組むことを掲げています。 藤井議員は「いま貧困と格差が耐え難いまでに広がっている。これ以上、市民に負担増を求めないようにしていただきたい」と述べ、市長の考えをただしました。 秋葉忠利市長は「受益者負担の適正化は住民負担の公平性という観点から一定の見直しが必要。扶助費についても適正な制度運用に向けての見直しが必要」と述べ、市民生活への影響を考慮しながら進めていく考えを示しました。 岩国基地への米空母艦載機移転 「引き続き反対」と市が表明 昨年10月、広島で米兵が女性暴行事件を起こし、今月、岩国市長選挙の投開票日には沖縄で米兵が女子中学生暴行事件を起こしました。 藤井議員は「こうした問題を根本的に解決するには米軍の基地撤去以外にない」と断言し、そのためにも岩国基地への空母艦載機移転については、広島市として引き続き反対を表明するよう求めました。 企画総務局長は「米兵による事件が社会問題化し、これまで重ねて中止を要請を重ねてきたにもかかわらず、昨年12月には米軍機が低空飛行して市民に大きな不安を与えている。今後も県内の関係自治体と共同して、岩国基地の機能増強に反対していく」と答えました。 安全性確かめるまで工事は一旦中止を ― 広島高速5号線・二葉山トンネル 地盤沈下被害が起きた広島高速1号線福木トンネルに続いて建設されようとしている高速5号線二葉山トンネルについて、藤井議員は「防災上の観点がまったく欠落したまま建設しようとしているが大問題だ。住民への安全性を確認する調査委員会をまず立ち上げ、安全性が確認されるまで建設は一旦中止すべきではないか」と迫りました。 道路交通局長は「現在、公社において、トンネル施工に伴う沈下被害を防ぐ対応策を検討する委員会設置を検討している。工事着手前に対応策などを住民に丁寧に説明し、事業への理解を得るよう公社に申し入れたい」と答えました。 狭い道路のまま交通量増えれば人命にもかかわる ― 安佐南区イオン出店 藤井議員は安佐南区祇園地区への巨大商業施設イオンの出店について、「歩道もセンターラインもなく、道幅が狭い長束八木線は今でも交通事故が多い。このまま大型店が来て交通渋滞が悪化すれば、消防車や救急車も通れなくなる。地域の人にとっては人命にかかわる問題だ」と強調し、長束八木線が整備されるまでの出店延期、それができないなら店舗の規模縮小をイオンに要請するよう求めました。 経済局長は、「出店延期や規模縮小の意見を述べることは(法制上)できない。市としては、交通処理の適切な対応を要請するなど、できる限りの対応をおこなう」と答えました。 藤井議員は「できる限りとは具体的にどういうことか」と追及。同局長は「定期的な近隣住民との話し合いの場を設けることなど、地域貢献を要請したい」と述べました。 本会議の模様は広島市議会ホームページの録画中継で見ることができます。 |
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