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報告事項1千田水資源再生センター管理棟別館の建替について
報告事項3水道管の防寒対策について
(中原ひろみ議員)
建て替えのスケジュールですけども、撤去・解体に着手するのは令和3年3月ということで、あと2か月後ということですが、これは事業として事業費は議会に諮られたんですか。そこを確認したいと思います。
それから、青色の場所が新しくできるわけなんで、現在の別館での業務をやりつつ青色の場所に建て替えて、遅滞なく業務を水平移動すると言いましょうか、そういう形になるという理解でよろしいですか。まず、そこをお願いします。
(下水道局施設課長)
この予定にございます解体工事、まず解体を行うわけですが、こちらの方は現在工事の入札公告中でございまして、3月に契約の予定としております。また、新築工事の方につきましては現在設計中でございますので、工事の入札公告は令和4年度を予定しております。
建て替えの手順ですが、中原委員の方からございました1ページ目の別館、赤色の場所で執務を行いながら青色の場所で建て替えの工事を行いますので、新築工事が完了した後に、現在の別館の方から青色で囲ってあります建て替え場所、新しい管理棟別館の方に移る予定でございます。
(中原ひろみ議員)
旧千田東系ポンプ場という解体されるポンプ場は、解体しても必要性がないと。今の東系水処理施設で全て用が足りているということなんでしょうか。そこをちょっと確認させてください。
(下水道局施設課長)
旧千田東系ポンプ場は使用していないので、機能としては廃止しているポンプ場になります。
(中原ひろみ議員)
了解しました。
建て替えの目的のところですが、広島市地震被害想定報告書では水資源再生センターにおいても重大な被害が想定されるということで、災害時での機能維持を図るために別館を建て替えるということですが、下水道局の施設の中で、広島市地震被害想定報告書で他に建て替えが必要だとされている施設はあるんでしょうか。
(計画調整課長)
下水道施設には大きく分けて水資源再生センターとポンプ場がございますけども、その被害想定によりますと、新しく建てたセンターにつきましては耐震性を確保しておりますので問題ございませんが、幾つかのセンター、ポンプ場につきましては耐震性を有してない所もございますので、今のところは現位置で耐震化という形で考えておりまして、建て替えまでは考えておりません。
(中原ひろみ議員)
建て替えまではいかないけども耐震性のないポンプ場が幾つかあるということですが、その幾つかはここで教えていただくことができるんでしょうか。
(計画調整課長)
センターにつきましては、千田、江波、旭町の再生センターの管理棟が耐震性を有しておりません。ポンプ場につきましては、全部で86か所ほどポンプ場がございますが、詳細な数字が今手元にございませんので、大変申し訳ございません。
(中原ひろみ議員)
箇所数はまた教えていただければと思いますけど、いずれにしても一度にはできないことなので計画的にお考えだと思いますから、災害がいつ起こってもきちんと下水道機能が果たせるように必要な対策として進めていってほしいと思います。
(中原ひろみ議員)
水道管の破裂になると市民生活にも大きな影響が出るんですが、今回の1、083か所はほとんど民家だと考えてよろしいでしょうか。影響の状況をちょっと教えていただければと思います。
(水道局維持課長)
今回の破裂件数の内訳ですが、全て分析したわけではございませんが、一部を種類別に分析しますと、一戸建てが結構多くの割合を占めておりますが、高層建物、ビル等が3割程度を占めております。
(中原ひろみ議員)
ビルが3割、一戸建てが7割ということなんでしょう。
全国的にも水道管の破裂というのは起こっているようなんですけども、アーカイブスの解説によりますと、やはり北陸とか東北とか寒い地域はふだんから水道管の破裂に対する注意喚起ができているということなんでしょうが、件数的には低い。南側の比較的暖かい地域の方で水道管の破裂が多いということが分析されているというふうになっております。平成28年には、西日本を中心に21の府県で50万戸が水道管の破裂によって断水したということがあって、病院では人工透析ができなくなるほど命に関わる影響が出たということで、水道管の破裂と言っても大変な事態にもつながるんだと改めて身が引き締まる思いがするんですが、断水が日本の南の地域に多いということで、広島市も南の地域になるんだと思うんですが、私の感覚としても、寒いというのはあってもなかなか水道管が破裂するかもしれない、その対策をしておこうということにはまだ生活実感としてはないということがあって、多くの方がそういう状況ではないかと思うんです。温暖化が言われる中でも局地的な寒波が来るということもあるわけで、市民生活の中で断水に対する対処をきちっとされるような啓発活動も必要じゃないかと思うんですが、その辺の取組についてお聞きしたいのと、それから1、083件について、修理費用はそれぞれの御家庭が負担するということだと思うんですが、漏水にもつながると思うんです。その辺の費用負担について聞きたいのと、全て遅滞なく修理ができて普通の暮らしに戻っていらっしゃるのかというのを教えてください。
(企画総務課広報広聴担当課長)
この度の取組といたしましては、寒波の到来が予想される段階において、報道機関を通じた情報提供やSNS、ツイッター及びフェイスブックの活用、有線放送による情報発信などを行いました。具体的には、広島市に低温注意報が発表された前日の1月6日には、RCCテレビの報道番組の中で職員による防寒方法の実演を放送いたしました。また、低温注意報発表当日の1月7日には、天気予報に併せて水道管凍結・破裂の低温注意喚起、市内ショッピングセンターでの店内放送の実施、安佐北区の小河原地区、白木地区、狩留家地区、上深川地区では有線放送、佐伯区湯来地区では防災行政無線による放送を実施するなど広く広報活動を行いました。翌日1月8日以降も低温が継続すると見込まれたため、新たにツイッター、フェイスブックを活用して情報発信を行いました。また、今年度は新たな取組といたしまして、職員による防寒方法の実演動画を公式YouTubeチャンネルに掲載し、分かりやすい広報に努めるとともに、防寒に関する広報漫画を水道局ホームページに掲載し、親しみやすい広報にも努めております。
(水道局維持課長)
2点目についてお答えします。
修理費用につきまして、宅地内の水道管の修理につきましては、お客様が直接指定工事業者に依頼をしていただきまして、修理代金は所有者であるお客様の負担となっております。
修理が全て終わっているのかということなんですが、水道局の方から広島市指定上下水道工事業協同組合に聞き取りをした結果、連休中ということもありまして受け付けた修理依頼が集中し、ピーク時には翌日や翌々日までお待ちいただくことも少なくなかったと報告を受けておりますが、大幅な遅延はなかったものと考えております。
(中原ひろみ議員)
気象の状況で随分状況も変わってくるんですけども、引き続き、毎年こういう寒い時期が集中する特に1月、昨日は大寒ということで、こういう時期が一番凍結の可能性があってその影響も出るんだと思うんですが、私の知識でも熱湯を掛ければいいみたいな、そういう単純な思いがあって、今の説明では熱湯を掛けたらいけません、ぬるま湯にしてくださいということで、そういう勝手な思い込みというのも市民の中には少なくないと思うので、繰り返しの正しい知識、対処方法をきちっと啓発していただきたいということを申し上げて終わりたいと思います。