サイト内検索
サイト内検索
市議団は16日、広島市議会山田春男議長に、河井買収事件に係る公判証言・議会説明会での説明を翻した今田良治議員に対し政治家としての責任を果たすよう求めることについて申し入れをしました。
広島市議会議長 山田 春男 様
日本共産党広島市会議員団
河井買収事件に係る公判証言・議会説明会での説明を翻した今田良治議員に対し政治家としての責任を果たすよう求めることについて
今田良治議員は、河井克行被告による買収事件の公判での証言や本市議会説明会で、2019年7月の参議院広島選挙区において、当時の河井克行前法務大臣から現金50万円を受け取ったことを認め、同年12月に安佐北区内の二つの団体に全額を寄付したと説明された。更に、本年3月29日に開かれた本市議会での説明会では、公判翌日に団体から寄付金の返還があったと説明している。
ところが、6月9日になって、寄付はしておらず個人的に使ったと、公判での証言や本市議会説明会での説明を翻したとの報道がなされている。
公判での証言通り寄付したのであれば、公職選挙法が禁じる寄付行為にあたり、証言を翻したのであれば偽証罪に問われるべきものである。
買収事件で有権者の政治不信を招いている中で、市民と市議会への二重の裏切り行為であり、「軽率だった」との言葉で済ませられることではない。
市議会としても、改めて有権者に真相を明らかにするとともに、政治責任を追及することが求められている。ついては、今田良治議員に対し、説明責任を果たすことと当人の進退を含めて、政治家としての責任を果たすよう求めていただくことを要請する。
以上