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市議団は8日、高速5号線二葉山トンネル工事の中断を求める申し入れを行いました。
2018年11月8日
広島高速道路公社 理事長 石岡輝久 様
広島県知事 湯崎英彦 様
広島市長 松井一實 様
広島高速5号線を考える会代表 池元美彦
「二葉山トンネル」差し止め訴訟元原告団事務局長 竹村文昭
国土問題研究会理事 越智秀二
日本共産党広島市会議員団幹事長 村上厚子
高速5号線二葉山トンネル掘削工事の中断を求める申し入れ
さる10月26日、広島高速道路公社において、高速5号線シールドトンネル工事の契約額を増額する旨の記者会見がありました。
新聞報道によれば、トンネル工事を受注した大林・大成・広成建設の共同企業体(JV)が提出した見積書には、トンネルの完成に欠かせないコンクリート製の内壁の設置など6項目の経費が事業費に含まれておらず、公社はこのことを認識していながら‘16年5月に契約に踏み切ったということです。家を建てるのに「内装はいらない」という契約はあり得ません。今回の問題は契約自体成立しないことではありませんか。
トンネル掘削工事を開始したこのタイミングを見計らって、契約を無視した増額必至の記者会見は、恣意的であると疑念を抱かざるを得ません。「増額することだけを公表し金額は後付け」というやり方は、今後も事業費が膨らむことを容認せよということではありませんか。到底納得できるものではありません。
これまでの経緯を契約に照らして説明し、市民の税金が無制限に投入される疑惑が解明されるまで工事を中断することを強く求めます。